歯周病治療

歯周病とは

このようなお悩みはありませんか?

  • 朝起きた時の口の中がネバネバする
  • 歯磨きをする時に出血しやすい
  • 歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい
  • 口臭が気になる
  • 硬いものを噛むと痛い
  • 歯がグラグラする
  • 歯茎が腫れている・膿が出ている
  • 歯茎が下がったように感じる

「歯茎が腫れて血が出てくる」「歯がグラグラするようになった」など、上記の症状に当てはまる方は、歯周病の疑いがあります。
歯周病とは、お口の中の細菌によって歯茎に炎症が起こり、歯を支える骨が壊されていく病気です。日本では30代以上の成人の約8割がかかっているといわれており、 歯を失う原因として約37%を占める第1位となっています。
初期段階は自覚症状が出づらいため、気づかない間に症状を進行させてしまう特徴があることから「サイレントキラー」とも呼ばれています。

歯周病の進行と治療法

1軽度の歯周病(歯肉炎)

軽度歯周病

歯垢(プラーク)の蓄積により、歯ぐきに炎症が起こり始めます。

  • 歯ぐきが腫れる・赤くなる
  • 歯みがきの時や硬いもの噛んだ時に出血
  • 痛みはほとんどない
治療法
ご自宅での正しいホームケア

正しいブラッシングと、デンタルケアグッズを使用し、ご自宅でしっかりブラッシングを行います。

歯科医院でのクリーニング(スケーリング)

歯垢(プラーク)が硬くなることでできた歯石は、通常の歯磨きでは落とせません。 スケーラーという専用の器具を用いて 歯石の除去や歯周ポケット内のプラークの除去を行います。
スケーリングには歯をきれいにするだけでなく、 歯周病の発生・進行(悪化)を予防する効果もあります。

2中等度の歯周病(歯周炎)

中等度歯周病
歯垢が歯石になり、歯ぐきの奥まで炎症が広がります。

歯を支える骨が徐々に破壊されていきます。

  • 歯ぐきが下がり、歯が長く見える
  • 歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)が深くなる
  • 口臭が気になる(細菌が増殖)
  • 歯が少し動くように感じる
治療法
ルートプレーニング

歯周病は中度まで進行すると、ルートプレーニングという治療法も必要になります。
スケーリングでは除去しきれないような、歯茎の奥に隠れて見えない歯の根に付着した歯垢や歯石、歯周病菌に感染した歯質などを除去していきます。
治療後は歯や歯の根の表面がツルツルになるため、歯垢や歯石の再付着も予防できます。

3重度の歯周病(重度歯周炎)

重度歯周病

歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨が大きく破壊されます。

  • 歯が大きくぐらつき、噛みにくくなる
  • 歯ぐきが膿んで、口の中がネバつく
  • 強い口臭
  • 最終的に歯が抜け落ちる
治療法
歯周外科治療

重度まで歯周病が進んでしまった場合には、スケーリングやルートプレーニングでは状態が改善されないことがあります。
このような場合は「歯周組織再生」という歯周外科治療を行って、歯周病で溶けてしまった骨の回復を行うなどの処置が必要になります。

歯周病を進行させないために

ご自宅での毎日のブラッシングを丁寧に行い、汚れや歯垢を取り除くことが大切です。
また、歯科医院で定期的に定期検診を受けてお口の状態をチェック・歯石取りを行い歯周病の早期発見や予防を行っていくことが重要です。

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全身の病気との関係

歯周病と全身疾患の関係

歯周病はお口の病気だけではありません。
様々な疾患を引き起こしたり、悪化させる原因となります。
血流に乗って全身を回り、糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・ 早産など、全身の健康にも影響を及ぼすというとても深刻な病気です。 特に歯周病と糖尿病は互いに悪化させあうことが知られており、 両方の疾患の治療を一緒に進めていく必要があります。
歯周病から歯を守るためにも、定期的な衛生管理と予防を実践していくことが大切です。

全身との関係

大切な赤ちゃんを守りましょう

妊婦さんが歯周病になってしまうと、歯周病菌が血中に入って胎盤を通り、胎児に感染してしまう恐れがあります。
そうなった場合、低体重児や早産となってしまう可能性が健康な方よりも高くなり、その危険率はアルコールやタバコ、高齢出産などよりはるかに高い7倍と報告されています。
お口の健康管理を意識し、予防に取り組んでお腹の赤ちゃんとご自身の安全を守りましょう。

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